臨床FESTA2020 講師紹介

山本 秀一朗(OT)

講師紹介①
  • 脳外臨床研究会  会長
  • 作業療法士
  • 脳画像セミナー講師
  • 株式会社脳PLUS代表取締役

脳卒中専門リハビリステーション『脳PLUS』を立ち上げ、発症から1年以上経過された維持期の脳卒中患者様を中心に自費リハビリを提供。

その他病院への臨床指導を行いながら、日々脳卒中リハビリに携わっている。

また脳外臨床研究会では約10年前より脳画像をテーマにブラックボックスといわれる脳機能をいかに臨床応用していけるかといった『臨床に役立つ脳画像セミナー』を開催!

大阪だけでなく、北は北海道、南は沖縄まで年間3000人近くのセラピストの育成に携わっている。

山上 拓(PT)

講師紹介②
  • 脳外臨床研究会 代表
  • 理学療法士
  • 触診セミナー講師

急性期~回復期~地域(訪問・通所リハビリ)に深く携わり、現在では脳卒中だけでなく呼吸・循環・外科・がんリハ等の多くの患者様のリハを実施。

特筆すべきは、筋肉の追求を常に行っており、大学院修士課程でラットを使った基礎研究を実施し、筋肉のミクロからマクロまで、多くの事を学ぶ。

そして、研究を活かした独自の臨床感を展開し、「脳卒中において触診が治療となる」をテーマに筋肉へのアプローチの可能性を現在も追求中。

セミナーは「文献からの情報」と、「臨床から考える思考」を合わせた講義と実技を展開。皆様の臨床に新たな可能性を示してくれる筋肉をこよなく愛するセラピスト。

臨床FESTAに対する想い

臨床において、いつも思うのが何年経ってもセラピストは素敵な仕事だ。何年経ってもセラピストの仕事は奥が深い。セラピストは日々やりがいのある仕事だ。臨床経験として十数年が経過する中で、沢山の経験を積みました。臨床が楽しい時や辛いとき、多くの岐路を乗り越えてきました。そんな経験のなかで、今も忘れられない言葉があります。「今、私はあなたしか頼る人がいない。私たちは選択できないんだ。だからこそ、私はあなたに人生を託すんだ。良くも悪くも未来をみせてくれ」「あなたが出来ると思わんと、誰が出来るようになる?あなたが出来ると思わんと、私は出来ると信じられると思う?」もう二度とこのような言葉を患者様から聞きたくない。そう思った瞬間でした。患者様としっかり向き合い、患者様とうまくいく時もいかない時も、共有し未来を考えられること。それを胸に日々患者様と向きあっています。今回の脳外臨床研究会フェスタは「自分の臨床最前線」となっています。これまで培ってきた、知識・技術を惜しみなく出し、ご参加頂いた皆様に少しでも臨床のヒントになること。少しでも明日への臨床へのモチベーションを提供したいと考えています。私のテーマは「立ち上がり」です。セラピストであれば必ず経験する立ち上がりです。そんな「立ち上がり」について、臨床的解釈から治療までを予定しています。私の臨床最前線、是非聞きに来てください、宜しくお願い致します。

中上 博之(PT)

講師紹介③
  • 脳外臨床研究会 
  • 理学療法士
  • 歩行セミナー講師
  • RehaNus脳卒中ケアセミナー講師

脳PLUSでの自費の脳卒中リハビリに携わり、慢性期の脳卒中患者様の歩行機能改善を中心にリハビリを展開。

脳外臨床研究会では大阪だけでなく、東京や博多など各地方で歩行セミナー講師として活動中。

歩行機能に関して臨床場面での疑問を解決するため、数多くの知識を深め、回復期病院時代では装具療法やボトックス患者さんへの治療も数多く経験する。

またRehaNusセミナーの代表として看護師向けの脳画像セミナーを行うなど、脳卒中患者様の病態を脳画像や歩行から分析することや多職種連携も得意とする。

臨床FESTAに対する想い
脳外臨床研究会が発足して10年、とにかく脳卒中患者様を良くしたいという想いで臨床を行ってきました。その中で沢山の方との出会いがあり、沢山の臨床場面を経験をしました。日々身体機能が変化することを共有することや、できることが増えることで、沢山の笑顔や希望をもつことを見る中で改めてセラピストという職業のすばらしさを感じることができました。しかしその反面、自分自身の臨床力の低さから、沢山の挫折や力不足も感じたのも事実です。そのことに昔は他人のせいとして向き合うことを逃げてきた自分がいました。しかし、脳外臨床研究会で沢山の仲間に出会い、色々なことを学ぶ中で、今の自分自身がその時もっている全力で患者様と向き合うことの大切を知ることができました!そして「先生に出会えてよかった!」そう思われるセラピストを日々探求し、目指してきました。この臨床FESTAでは自分の臨床経験の集大成でもある自分の臨床最前線を皆様にお伝えできればと思います!決して背伸びをせず、今自分が持ってる臨床に対する想いや考えをお伝えします!皆様のご参加お待ちしております!

向井 佑介(PT)

講師紹介④
  • 脳外臨床研究会 
  • 理学療法士
  • 脳基礎セミナー講師

病院の立ち上げに携わり、現在はリハビリテーション科の科長として後輩育成や組織運営、地域への貢献活動に従事する。

プレイングマネージャーとして日々臨床にも励み、現在は主に脳卒中・整形問わず維持期の方へのリハビリを中心に『運動麻痺や筋力低下』などの運動機能に特化した臨床展開を実施している。

脳外臨床研究会では脳基礎セミナーを実施し、脳卒中のリスク管理やカルテの活用、離床から歩行やADLに繋げるための臨床思考を伝えている。

臨床FESTAに対する想い
「基礎」と聞いて皆様はどのようなイメージが思い浮かびますか?「臨床にどう繋げていいかわからない」「コツコツ勉強しないといけないもの」「何から手をつけていいかわからない」そういった声が聞こえてきそうですね。基礎は大切とわかっていながらもどこかなおざりにしてしまう。特に1~3年目の時ほど基礎を勉強しなさい、そう教育を受けてきませんでしたか?皆、基礎って大切だと理解しているのに避けてしまうのはなぜでしょう?実は私自身、1~3年目の時に基礎をなおざりにしてきました。思い返してみると1~3年目の時ってとにかく結果が欲しい!患者様から信用されたい!こういった焦りがありました。結果どう行動するかというと、明日からすぐに使えるような物を身につけたい。手技セミナーに参加し、次の日患者様で試すこの繰り返しです。学んだことが患者様にドンピシャでハマると効果をあげることができますが、そうじゃないと結果は出ません。しかし、その当時の私はもっと技術を身につけないと!こうなっていました。また手技セミナーに参加し、次の日患者様で試すこの繰り返しになります。もう、皆様もお気付きの通り、これでは患者様のフルリカバリーには繋がりませんよね。私自身、それに気づいたのが5年目でした。どうしたら患者様のフルリカバリーに近づけるのか?そこで、脳の知識、脳卒中の病態、脳を治すための触診などの地道な勉強を取り組むことにしました。そうすると今までに学んできた手技とのマッチングが起こり、臨床での結果が感じられるようになってきました。基礎を身につけることで臨床が変わることに気づきました。この経験から私自身、基礎=汎用性のあるものと位置づけています。基礎は臨床に繋がるものなんです。基礎は大切ですが1人で1から勉強するのは容易ではありません。そこで、私自身が学んできたことを患者様に、皆様のお役に立てるのではないかと思い脳卒中基礎セミナーをさせて頂いてます。1~3年目の先生は是非聞いて頂きたいと思っています。4年目以上の先生にとっては当たり前と思うかもしれませんが、教育する立場になった時にこの当たり前をうまく説明できないといった経験をされたことはないですか?もしそのような経験をお持ちならチャンスです!基礎を再度知ることにより臨床は変わります!基礎には汎用性があります。基礎は臨床に繋がります。12年目の私が思う基礎について耳を傾けて頂ければ幸いです。

 

横田 雄介(PT)

講師紹介⑤
  • 脳外臨床研究会 
  • 理学療法士
  • 3学会合同呼吸療法士
  • 触診セミナー講師&アシスタント

様々な病院での急性期リハを経験することで得た『リスク管理』に対する知見が非常に多く、呼吸リハにも従事するセラピスト。

意識障害を呈する症例から、積極的な介入が必要な症例へのリハビリなど、特に触診という部分から症例の状態に合わせて介入することを得意とする。

現在は維持期や通所などのリハビリを実施する中で、様々な病態に応じた臨床応用も考えているため、時期別リハの観点など幅広い視点から臨床的な考察が行うことができるセラピスト。

臨床FESTAに対する想い

今回のフェスタは脳外臨床研究会10周年でもあり、今までで最多の講師陣集う会となっております。講師・スタッフともに熱い臨床に向き合う気持ちと患者さんを想う気持ちで溢れています。脳外臨床研究会に初めて来られる方にも是非おすすめです。僕も講師として患者さんを少しでも良く出来る為の内容をお伝えしようと思っています。是非お待ちしております。

小西 弘晃(PT)

講師紹介⑥
  • 脳外臨床研究会 
  • 理学療法士
  • 嚥下セミナー講師
  • RehaNus脳卒中ケアセミナー講師

急性期・回復期・維持期や在宅リハと幅広いフィールドで脳卒中患者様を中心に治療しながら、栄養・嚥下を専門にセミナー講師として活動中!

PTやOTが苦手とする嚥下という分野をPT的視点の姿勢やポジショニングだけでなく、OT的な部分としての上肢機能や高次脳への関り、ST的な部分での口腔機能やVE・VFなどの嚥下に特化した知識を広く有しているセラピストです。

現在は病院内でも看護師・介護福祉士などへの嚥下リハやケアのアドバイスなども行うことで他職種の育成にも携わっており、病院内での管理業務や病棟リハをより実践的に行っています。

臨床FESTAに対する想い
皆さんは高齢で摂食嚥下障害の方にどんな評価・治療をしていますか?私自身も臨床にでて数年は嚥下機能に関して考えることもなく、経口摂取できない患者さんに対してもSTやDr任せで、身体機能改善にばかり目を向けて日々臨床を行っていました。入院期間が長引くにつれて、徐々に体重が減少し、体力も低下していく患者さんに対してなぜ筋力がアップしないのか、耐久性低下の問題は脳の障害だからと、当たり前として考えるべき食事の影響を考えることがなかったのを覚えています。その中で、高齢で重症患者さんを臨床場面で経験したとき身体機能への介入はもちろん重要でしたが、まずはこの方がどうすれば食事摂取ができるのか?を考える機会がありました。今までできるだけリハビリでは離床させ、早期から長下肢装具などを用いて積極的に立位練習をし、体力向上に向けてどんどん歩かせる、その先に患者さんの機能回復や身体機能向上があるとばかり考えていた自分にとっては、食事摂取獲得による大きなリハビリ効果の違いを目に見えて感じることを経験することができました。そして、そのためにはSTだけではできない、PTだからこそできる摂食・嚥下に対する介入のヒントがたくさんありました。そして私自身そこを突き詰めていく中で、実は普段のリハビリ場面においてもPT・OTはもちろんのこと、STでもできる様々な治療介入に対する考え方(例えば姿勢調整や頸部筋群と肩甲帯周囲筋の関係、呼吸機能など)を臨床実践していく中でみつけていくことができました。今後、より高齢者の方を担当する機会が多くなる中で、摂食嚥下をみれるセラピストは医療だけでなく、地域や介護分野でも必要になることは間違いありません。摂食嚥下障害を呈する患者さんを担当していく上でもっとも大切にしているのは、嚥下機能にかかわる様々な知識を臨床応用していくための『思考力』です。思考していく為には、まず食事動作・直接訓練の中で嚥下機能(反射・圧)を視診・触診の中での反応で評価する事が大切です!その中で、嚥下機能を最大限に能力を発揮する為に、姿勢をどのように評価・介入すれば良いのかを常に考えながら日々臨床しています。今回の脳外臨床Festaのテーマは『自分の臨床最前線』であり、自分は日々臨床でどのように嚥下機能を評価し、その中で姿勢調整やシーティングをしているのか!どこの姿勢が嚥下機能に一番影響しているのかの優先順位の判断方法などを実際の症例を通して、皆さんと考えていきたいと思っています。また、嚥下機能をSTと共有する事で共通の目標設定の中で、どのように連携したら良いのかなどもお伝えしていければと考えていますので、興味がある方は是非ご参加下さい!宜しくお願いします!

柳本 友紀子(ST)

講師紹介⑦
  • 脳外臨床研究会 
  • 言語聴覚士
  • 日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士
  • 支部ナイトセミナー講師

歯科医院からの訪問リハや有料老人ホームにて、病院を退院した後の施設や在宅での嚥下を中心としたリハビリを経験。

現在では急性期での脳血管障害や廃用による嚥下障害に悩む患者さんの評価治療に携わっている。

本年度より、脳外臨床研究会支部セミナーにて嚥下評価を中心にセミナーを実施しています。

患者さんや家族さんの想いに寄り添い、的確な食物形態を判断することで早期経口摂取を目指して日々臨床で実践。

摂食嚥下セミナーのアシスタントや大阪支部セミナー運営スタッフとして、患者さんのために受講生のために日々取り組んでいる。

臨床FESTAに対する想い

STとして14年間、脳血管障害の患者さんや誤嚥性肺炎後の廃用症候群の患者さんの評価治療を中心に経験してきました。はじめは命に関わる食べるということの責任の重さや明確な評価基準がないことに対する漠然とした不安、患者さんや家族さんの希望に寄り添いたい想いと安全を優先したい想いの交錯した中での臨床でした。先輩から、日々の患者さんから教わりながら臨床経験の中で少しずつ評価ができるようになってきたものの、自分が治療したという実感がないままの日々でした。そんなとき脳外臨床研究会のメンバーとセミナーを通じて出会いました。そこから一緒に活動するようになり、良いセラピストとは患者さんのことを一番考えたセラピスト、セラピストが決めたゴールが患者さんのゴールになること、だからこそセラピストはフルリカバリーを目指す!ことを実践している姿を見て、自分もこうゆうセラピストになりたいと思いました。PT、OT、STと職種で分けるのではなく、ともに学ぶことで気づくことがたくさんあります。目の前の患者さんを変えるためにまずは自分が変わることで、見えてくる臨床の世界が変わることを今回のフェスタに参加して体感してほしいと思います。患者さんと家族さんの食べたい想いにどうしたら寄り添え実践できるか症例さんを通して、リーズリングしながら伝えていきたいと思います。また脳外臨床研究会嚥下チームで日々ディスカッションし、実践している内容を受講生の皆様とも共有していきたいと思います。メンバー全員でフェスタに向けて準備をしています。皆で作り上げるフェスタ、当日は受講してくださる皆さんとも明日の臨床に繋がる1日に作り上げていけることを楽しみにしています。

奥野 泰介(PT)

講師紹介⑧
  • 理学療法士
  • 装具セミナー講師
  • 脳卒中&運動器認定理学療法士

脳卒中患者様の装具療法を得意として、急性期から回復期の中でどのように装具処方をしていくのか、その際にどういった装具選定を行うのかを日々実践している。

それだけでなく脳画像の知識や肩関節疾患の知識も豊富で、脳卒中リハビリをメインに臨床展開を得意とする。

現在は管理職として、組織内でのマネジメントや病院内での訪問リハの立ち上げも経験するなど、臨床場面だけではない手腕も発揮するオールラウンダーなセラピストです。

臨床FESTAに対する想い
私が4年目の時、50歳代男性の脳卒中患者様を担当しました。治療の一環で何気なく選んだ下肢装具での歩行練習時、患者様が涙しました。「もう歩けないと思っていた」と。涙を流しながら平行棒を歩く姿を今でも鮮明に覚えています。これをきっかけに歩くことの重要性、下肢装具の持っている可能性に気づかされ、日々の臨床の中で試行錯誤を重ね、気が付いたら脳外臨床研究会の臨床FESTAの教壇に立つことになりました。一人でも多くの脳卒中患者様を歩けるようにしたい、歩いて好きなことができるようになってほしい、その想いの元、長下肢装具のカットダウンに対してのエビデンス、クリニカルリーズニングをお伝えできればと思っています。

 

小坂 健二(PT)

講師紹介⑨
  • 理学療法士
  • 大阪運動器リハビリテーション研究会
  • 運動器認定理学療法士

大阪運動器リハビリテーション研究会で副会長として、「大阪にskillを!skillを大阪で」を理念を体現する為に活動している。

急性期病院の整形外科チームに属しており、整形外科疾患全般的に深い学びをお持ちですが、中でも、「腰痛」の分野には特に特化して取り組んでいるセラピストです。

特に正確な診断が難しい腰痛を9つの症状に分類し、その一つ一つに専門的にアプローチしており、正確な評価や治療スキルをもっているのが強みです。

臨床FESTAに対する想い

臨床FESTA2020のテーマは『自分の臨床最前線』。私が運動器の道に進んで学んだ『10年間の集大成』と『私の臨床最前線』を感じて頂ければと思います。10年間積み重ねてきた、臨床に必要な知識(science)と磨いてきた技術(skill)を表現させて頂きます。今回は、『脊椎圧迫骨折の臨床最前線』について、普段私が考え、実践している「やるべき事とやってはいけない事」をお伝えします!

 

久須美 雄也(PT)

講師紹介⑩
  • 理学療法士
  • 明石運動器リハビリテーション研究会
  • 運動器認定理学療法士

運動器に関する知識を全般的に網羅しており、特に最近では超音波エコーを用いた正確な臨床展開を得意としております。

治す為に必要な知識は何でも吸収し、気になる先生がいれば会いに行く。

手術の術式が気になれば、知識を身につけDrとも相談できる、とても行動力のあるセラピストです。

臨床や講習会だけでなく、学会等でもご活躍されており、運動器に関わらず様々な資格やスキルを習得しており、とにかく幅広い臨床的視点を持っているのが強みです。

臨床FESTAに対する想い

私は今まで肩関節疾患の患者様を1000名以上治療し、学びを拡げてきました。普段のセミナーでは、その臨床の深い部分までお伝えできないのですが、今回は私の集大成なので肩腱板断裂の根本的問題までお伝えしようと思います。脳外臨床10年間の節目の年にふさわしい、肩腱板断裂について私の最大の臨場感をお届けします!